◆アカーシャの扉〜9〜◆ ―短編―

モドル | オワリ | モクジ

 ―あとがき的な(笑)―  

『その後の・その後・・・』

サテ今回のこの『夢』と言うものを『テーマ』に
どこまで曖昧模糊とした内容を
僕なりの手法で、どれだけ表現できるか
やってみたわけだけれども、
僕的にはなかなかの滑り出しだったように想います。

まぁ明らかに読み手の方には
理解不能の部分が強くて
文を読む一歩手前で及び腰になってる方も
間々あったのではないかとおもうのもまた事実で(苦笑)
ま、謝る気はサラサラないのですけどもネ。

本来なら付け足すべき文ではナイかもしれない
この文を書いているその理由なのですが、
実は単純明快で…数字の『記号』が『T〜]』で
キリがいいから…て言う…

ただそれだけ。(笑)

最後に折角だから夢の話に戻りましょうか?
僕は心理分析学者と言われる中でも
最も好きなのが「ユング」なのですよ。
フロイト派とユング派に分かれるなんて
よーく耳にするんですけども
夢をみた時にどうしてもこの謎に触れたくて
夢とか精神分析にかんする文献を色々読み漁ったんですが
僕は断然ユングの方が人間くさくて好きだなぁって感じました。

彼はなんというか精神世界の本質を
医学科学的分野のみにこだわらず
手探り、肌触り、インスピレィション的な部分でも
確実に触れようとした人なのではないかなぁと
勝手に想っているのです。

彼の文章や言葉にはどこか暖かみがあって
柔らかで包み込むような雰囲気というか
匂いがするような気がするのです。
思い込みかも知れません。
だって僕は彼に会ったコトないですから。

けれども敢えて言うので有れば

『人間は“意識の奥”…
すなわち“無意識”の部分で
一本の共通した記憶と意識を持っている。』

…という確かこんなような彼の言葉に
今でも深い感銘を受けているのは

実は
僕という人間が
どこかで人と強く繋がりたがっているという

『現れ』なのかも知れません。

ちょっと照れくさいから、此処をみてくれた
あなたと僕だけの秘密の話ですよ。

あ、そうそう、夢のご相談、受け付けますよ(笑)
普通の夢の意味からこれどんなん?って夢の意味までネ。
一緒に考えてみませんか?…貴方も。

▲2002.10.4〜10.6▲


------------------------------------


↑っつー上の文章が2002年当時の後書きでおます。
2002年文章のみをあつめた別館AKASHIKRECORDで掲載して
ちょっと人気があったっぽい作品です。
本編をその当時のままでなく、本の数ミリ程度加筆したんですが
上の以前のあとがきのみは原文のまま載せてみました(爆)
まー、なんとも奇妙な内容でちょっとイッテまってる感タップリのお話しですが
あまり深読みせんと軽い気持ちで右から左に読み流しといてくだせぇ(拝)
でも実は凄く再掲載したかったのもまた事実だったり…(笑)
ちなみに「アカーシャ〈Akasha〉」と言うのは
サンスクリット語で「精気・空・天」と意味です。
インド信仰の四大元素〈地火風水〉の他に
第五元素とされる元素が存在し
それがこの「アカーシャ〈Akasha〉」だと考えられています。
んで、蛇足なんですが、この読み物ルームの「アカシックレコード」の意味は
「全宇宙の図書館」とか「全宇宙の記録(記憶)」と言う意味ッス。
もう少し掘り下げて言うと、この世や地球、現在過去未来や、
全ての次元を完璧に取り巻いている
上記した「アカーシャ〈Akasha〉」という名の「精妙な媒質」
生きとし生けるモノ達全ての感情・行動・意志・思想・欲望…等を
行動を記録〈レコード〉しているという考えなんですわ。

それと冒頭部分の語り手が愛する作家とは
「夢野久作氏」の事でした★

ではではここまでお付き合いTHANKSです!
読んでくれてあんがとな!!

モドル | オワリ | モクジ
Copyright (c) SPACE AGE SODA/犬神博士 All rights reserved.